ドライアイとは、涙の分泌される量の減少、涙の性質の変化などにより、眼の表面に障害を引き起こし、視力低下や眼の不快感が生じる眼の病気です。国民の10%がドライアイの患者といわれており、原因としてパソコン作業による眼の酷使、エアコンやコンタクトレンズの使用などがあげられます。
治療方法
目薬による治療法
ドライアイの治療法の基本は、目薬による治療です。 最近はドライアイに効く市販の目薬もありますが、目薬はたださせばよいというものではなく、症状に合わせた適切な目薬を点眼することが最も大事です。
涙点プラグによる治療法
症状が重い場合は涙点プラグの治療をおすすめしております。涙点プラグ治療とは、涙の出口である涙点に栓をし、涙の量を調整して症状を改善する治療法です。
目薬や涙点プラグなどの治療法は少なからず症状改善には有効な手立てではありますが、眼を取り巻く日常生活の改善が何よりも大切です。えとう眼科クリニックでは、治療だけではなく、生活改善のアドバイスも同時に行います。専門的な治療とアドバイスにより、より早く改善できます。
糖尿病網膜症とは、糖尿病腎症・神経症とともに糖尿病の3大合併症のひとつで、日本では成人の失明原因の2位となっております。糖尿病網膜症は、糖尿病になってから数年から10年以上経過して発症するといわれていますが、自覚症状が、かなり進行してからでないと現れない場合もあり、治療が遅れてしまうことがあります。そのため、定期的な検査をうけることを強くおすすめします。
軽度の症状である場合は、内科的な血糖コントロールを中心とした治療を行います。具体的には内科医の指導のもとに、糖尿病治療の基本である運動療法、栄養療法、薬物療法を行います。血糖コントロールは、ただ単に血糖値を下げればいいものではなく、かならず医師の指導のもとに実践していくことが大切です。重度の治療では手術を必要とすることが多くなります。手術が成功した場合においても、日常生活に必要な視力の回復が見られないこともあります。また血糖の状態にかかわらず、網膜症は進行してゆきます。特に年齢が若いほど進行は早く注意が必要です。
網膜の中心である黄斑部に、加齢による老廃物の蓄積やむくみ(浮腫)、出血により、視細胞を破壊し、著しい視力低下を引き起こす病気です。一般的には馴染みの無い病名ではありますが、欧米などの先進国では、失明原因の1位となるくらい、多くの人が失明する原因となる病気です。 最近では生活習慣の変化から日本人においても増加しつつあります。
PDT治療(光線力学的療法)
光が当たると反応が起こる薬剤(光感受性物質)を、動脈に注射します。その後、薬剤を網膜の変性部に集めたところで、レーザー光線を照射します。このレーザー装置を使用すると、正常な網膜に障害を与える心配がなく、病気の変性部だけに反応を起こし、治療を行うことができます。 (→上記診療方法は当院では行っておりませんので、提携先の九州大学病院、大島眼科様、林眼科様をご紹介しています。)
抗VEGF抗体(抗血管新生薬)療法
抗血管新生薬療法とは、体内の血管内皮増殖因子(VEGF:Vascular Endothelial Growth Factor)という物質に対する抗体(=ある物質の働きを邪魔することで、その物質の作用を抑える物質)を眼に注射することで、脈絡膜新生血管の成長を抑える治療です。 (→上記診療方法は当院では行っておりませんので、提携先の九州大学病院、大島眼科様、林眼科様をご紹介しています。)
点眼薬の投与
緑内障の種類や進行度によって点眼薬は異なります。点眼薬で眼圧を下げることにより、進行を遅らせることが可能です。
レーザー治療
症状の重症度などに応じますが点眼薬で改善が見られない場合にレーザー治療を用います。 隅角線維柱帯の働きを活発化させて房水の排出を促進するものと、房水の眼内での流路を変えるものがあります。
手術療法
組織の一部を切除して房水の逃げ道を作る方法、線維柱帯部の閉塞を解消する方法、房水の新たな通り道となる器具を挿入・留置する方法などがあります。
症状の重症度などに応じますが点眼薬で改善が見られない場合にレーザー治療を用います。隅角線維柱帯の働きを活発化させて房水の排出を促進するものと、房水の眼内での流路を変えるものがあります。
ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)に炎症を起こす疾患です。最近では内眼炎とも呼ばれています。ぶどう膜炎を患った場合、充血や眼痛、更には比較的急激な視力障害をきたしてしまう場合があり、一般的によく知られている症状が現れる疾患です。
主に疾患の治療を行うのと同時に、眼局所の治療も行います。そのため、ステロイドの点眼、内服、点滴や非ステロイド性抗炎症薬の点滴を行います。 また、抗生剤や抗ウイルス薬を使用する場合もあります。炎症が重度の場合、眼圧上昇を観察したり、虹彩の水晶体への癒着をすることがあります。前者の場合は抗緑内障薬、後者には予防や治療のために散瞳剤を使用する場合もあります。
主に疾患の治療を行うのと同時に、眼局所の治療も行います。そのため、ステロイドの点眼、内服、点滴や非ステロイド性抗炎症薬の点滴を行います。また、抗生剤や抗ウイルス薬を使用する場合もあります。炎症が重度の場合、眼圧上昇を観察したり、虹彩の水晶体への癒着をすることがあります。前者の場合は抗緑内障薬、後者には予防や治療のために散瞳剤を使用する場合もあります。
まぶたの中の板(瞼板)に付着している眼瞼挙筋腱膜という筋肉を探し出し、短く縫いつけることによって再び張力を回復する手術を行います。
まぶたにある脂や汗を出す線に、細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことを指します。
抗菌の点滴液や軟膏を処方したり、抗菌物質の飲み薬を服用します。軟膏や薬の服用は、かならず医師の指示に従って正しく使用してください。
ハウスダストやダニ、花粉などによって角膜に炎症が起きる病気のことです。また、最近は黄砂による影響も大きくなっていると言われています。症状がひどい場合や、症状が回復しない場合は一度ご相談にお越しください。
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日帰り白内障手術から網膜疾患、オルソケラトロジーレンズなど、幅広い眼疾患に対応いたします。地域の皆さまの目の健康を守る“かかりつけ眼科医”としてより良い処置をいたします。